どうも!ルネ岩田です。
僕は及ばずながら「特撮芸人」を名乗りつつ、実は「株芸人」も名乗っております。株式投資を始めたのが30才の頃なので、投資歴は6年目になります。そんな僕の前々からの野望が「東映の株を買う」というものでした。
「株」とは、会社が資金を調達するために発行するもので「株を買う」ということはその企業に出資し、事業資金を提供していることを意味します。株を持っている人のことを「株主」と言います。株主には半年に一度、配当金などが届くのです。
まあ詳しくは「ドラえもんのび太の雲の王国」をご覧ください。
欲しければ買えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、この東映株、現在(2019.7.4終値)15050円もするのです。株は一般的に100株単位で買わなければいけないので、一口買うにも150万円以上必要なのです!
戦極凌馬「あのね、できることとできないことがあるんだよ」
…というわけで半ば諦めていたのですが、「単元未満株」という1株からでも買えるサービスがあることを知りました(僕の使っているマネックス証券では「ワン株」という)。指し値注文ができないなどいくつか条件はあるものの、これなら買えると思い、去年の暮れに本当に1株だけ買っていたのでした。
株主の権利が確定したのが3月末。そしてその3ヶ月後の6月末に、ついに届きました!
祝え!東映さんから岩田のもとに、いろんなものが届いた瞬間である!
ありがとうございます!では早速中身を確認してみましょう!まずは気になる配当金ですが、
「1株につき40円」
です。つまり岩田には40円が!いや、株の利益には20.315%の税金がかかるので(小数点以下切り上げ)、結局32円です!
祝え!岩田が東映さんから32円もらった瞬間である!!
さて、僕の中のウォズに騒がせるのはこのくらいにして、ここからは真面目に東映株式会社さんの2018年4月〜2019年3月までの業績を報告書で見ていきましょう。
こちらが報告書、表紙が今度の夏映画ですね!
まずは社長、多田憲之さんの挨拶。
…うーんと、つまり「みんなと力を合わせて一生懸命頑張るぞ!応援してくれよな!」ってことですかね?ダメだ、頭悪いのバレる。
その下はこれから公開する映画の情報。「ジオウ&リュウソウジャー」そして「ONE PIECE」ですね。
右上は業績を数字で表したもの。
売り上げが1370億円(前期+127億円)
営業利益が229億円(前期+55億円)
経常利益が259億円(前期+46億円)
「営業利益」は単純に売り上げから経費を引いたもの。「経常利益」はそこから借金を返したり、投資の利益などを足したりしたもの。まあつまり経常利益の方が本当の利益ってことでいいと思います。
うん、ものすごく利益が伸びてます!こいつはすごいぜ!そりゃ株価もここのところずっと右肩上がりなわけです!そのすごい利益は何で生まれたのかというのがその次。
映画では「ドラゴンボール超ブロリー」と「翔んで埼玉」が大ヒットしたのが大きいようです。「ビルド&ルパパト 」「プリキュア」「平成ジェネレーションズForever」などもヒットしたようですが。やはりドラゴンボールはお化けコンテンツですね!
テレビでは60分ものの「相棒」「科捜研の女」など83本。30分ものの「仮面ライダービルド」「ルパパト 」「プリキュア」「ONE PIECE」など293本。さらにスペシャルもの(2時間ドラマとかでしょうか)が40本、合計で416本もの番組が放送されたそうです。
1年で416本!?1日1本以上テレビ番組作ってるなんて、すごすぎる!
この映画、テレビ、キャラクターなどの映像事業が東映の売り上げの68.4%、938億円をしめているようです。
さて、いかがだったでしょうか?これからもこの1株だけは売らずに持ち続けて、半年に一度こうして報告していけたらと思っています。
Satoshi Iwata
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