イベント全体を文字で起こしていく「ほぼ全レポ」
今回は9月7日に新宿バルド9で行われた、東映Vシネクスト『ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス』の公開記念舞台挨拶だ。
当日の登壇者は、武田航平(猿渡一海/仮面ライダーグリス 役)、高田夏帆(石動美空役)、栄信(赤羽役)、芹澤興人(青羽役)、吉村卓也(黄羽役)、滝裕可里(滝川紗羽役)、水上剣星(氷室幻徳/仮面ライダーローグ役)、赤楚衛二(万丈龍我/仮面ライダークローズ役)、そして中澤祥次郎監督。
司会は、オジンオズボーンの篠宮暁だ。
特撮ネットワークジャパンでは、この作品のイベントを、制作発表された「武田航平ナイト2」から全文で起こしてきたが、その集大成とも言えるのが今回。
武田を中心に、強い絆で結ばれたメンバーの、見ているこちらが羨ましくなる雰囲気の一部でも感じてもらいたい。
篠宮暁(以下、篠宮)「それでは監督・キャストの皆様に登場していただきましょう、大きな拍手でお迎えくださーい!」
音楽、監督キャスト登壇
武田航平(以下、武田)「(登場しながら)おはようございまーす!」
篠宮「さ、それでは、お一人ずつご挨拶をお願いします。はじめに、武田航平さんお願いしまーす!」
武田「おはようございまーっす!」
篠宮「おはようございまーす!」
観客「おはようございまーす」
武田「声が小さーい! おはようございまーっす!」
観客「おはようございまーーーす!!」
武田「(低い声で)はい。おはようございま~す」
篠宮「低っ」
武田「えー、本日は、朝早くから、こんなに沢山の方々に、えー御覧頂き、誠に感謝しております。今日は少ない時間ですけども、楽しんでいきましょう。よろしくお願いします!」
(拍手)
篠宮「続きまして、高田夏帆さんお願いします!」
高田夏帆(以下、高田)「おーっはようございまーすっ! みーたんでーすっ! 宜しくお願いしまーす!」
(拍手、観客より「みーたーん!」)
武田「そんなんじゃないでしょ(笑) そんなんじゃないよ(笑)」
高田「変えてみた(笑)」
篠宮「さあ、栄信さんお願いしまーす!」
栄信「ちょっと、お気づきにならない方もいるかも知れないんですけど(髪型も衣装も全然違うので)、赤羽 役の栄信です。宜しくお願いします」
(拍手)
篠宮「気づいてますよ。わかってますよー。続きまして、芹澤興人さんお願いします」
芹澤興人(以下、芹澤)「はい、えー青羽 役の芹澤といいます。こんないいおべべを着せられて(一同笑い)今日は、皆さんの前に立ってるわけであります。宜しくお願いします!」
(拍手、出演陣特に笑)
篠宮「続きまして、吉村卓也さんお願いします!」
吉村卓也(以下、吉村)「はい、黄羽 役の吉村卓也です。今日は宜しくお願いします!」
(拍手)
篠宮「続きまして、滝裕可里さんお願いします!」
滝裕可里(以下、滝)「はい、皆さんおはようございまーす!」
観客「おはようございまーす」
滝「あ、(冒頭の武田の口調を真似て)おっはようございまーっす!」
観客「おはようございまーす」
滝「滝川紗羽 役の滝裕可里です。宜しくお願いします!」
(拍手)
篠宮「水上剣星さんお願いします!」
水上剣星(以下、水上)「はい、えー・・・。『水上剣星 役の氷室幻徳』です(わざと)。宜しくお願いします」
(拍手、観客笑)
武田「違うっしょ(笑)」
篠宮「逆逆っ」
武田「ヒゲが生えてないから多分間違っちゃったんでしょ」
水上「あ、そうですね。はい。すいません(笑)」
篠宮「赤楚衛二さんお願いします」
赤楚衛二(以下、赤楚)「はい。万丈龍我 役の赤楚衛二です。おはようございます!」
(笑)
篠宮「かっこええな」
赤楚「あ、宜しくお願いします」
(拍手)
篠宮「最後に本作の監督:中澤祥次郎お願いします!」
中澤祥次郎(以下、中澤)「(落ち着いて柔らかく)おはようございます」
(笑)
中澤「えー、監督の中澤です。今日は宜しくお願い致しまーす」
(拍手)
篠宮「さ、マスコミの皆さん、ここからはフラッシュ撮影の方NGとなりますので、宜しくお願い致します。では、えー早速ですが、えーお時間の許す限り、質問の方させて頂きたいと思います! まず武田航平さん!」
武田「はい!」
篠宮「いよいよ公開されました!」
武田「おはようございまーすっ!」
篠宮「おはようございまーすっ!」
(笑)
赤楚「おはようございまーすっ!!!」
武田「だあぁ、テンション高い(笑)」
篠宮「まあ、公開されましたけども、今のちょっとお気持ちを、宜しくお願いします」
武田「はい。えーいよいよこう、公開の日が来たなという、気持ちではいるんですけども、昨日公開して、昨日も結構いろんな方々が、観に行ってくださってるみたいで、ホントに感謝してますし、やはりこう皆さんに観て頂いてやっと完成したなというような、気分ですね、はい」
篠宮「あのー、パーフェクトキングダムの変身シーン」
武田「はい」
篠宮「かなり、力入ってましたけども」
武田「そうですねー。そう・・?(マイクが途切れ途切れになる)」
(観客笑い)
武田「そう・・」
赤楚「あー、下のほう持つとダメなんですよ」
武田「あーこれね! 不安になっちゃった。あのー。あそこはやっぱりそう、最後ー、僕の多分人生の中でも最後の変身だなと思ったんで、色んな今までの思いと、もちろんあの作品は違うんですけども、平成仮面ライダーのキバからやってきたライダー役の最後ということで、気持ちを込めてやらせて頂きました。もちろんドックタグを握るところも自分で、したいなと思ってやらせて頂いたんですけれど、あの日は丁度に栄信も見に来てて」
(笑)
篠宮「栄信さんもいたんですか?」
栄信「いやあの、来いって言われたんで」
(笑)
篠宮「はははは、航平さんに」
武田「はい」
栄信「午前中に撮影終わって「暇だろ、来いよ」って言われて」
篠宮「同じ現場にいた?」
栄信「“見といてくれよ”って」
武田「そうですね、来てもらって。そう言って、一緒にずっといたんで、見てもらってた方が、ちょっと心強いなと思いまして」
芹澤「付き合ってるんですか?」
(一同笑)
武田「違う違う! なので、最後の変身なので、気持ち込めてやりました。はい」
篠宮「エンドロールは、グリスの名シーンがわーっと流れてきましたけれども、グッと来るもん、結構ファンの方もあったと思うんですが、いかがですか? あのエンドロール」
武田「いや、嬉しかったですよ。写真見てるだけで、あの、なんだかこうちょっとグッと来るような泣けてくるような、色んな思い出が詰まってるんで・・・なんかすげぇ一海に寄せた服着てますね、篠宮さん?」
篠宮「家にある、一番かずみんっぽい服着てやって参りました」
(観客拍手)
篠宮「すいません、話途中で」
武田「そうですね、ああいうのを見てると、ここにいるみんな、あとは(犬飼)貴丈、一緒にやってきたことを思い返して、凄くグッと来るなと思っております」
篠宮「あの、今回主演だった訳ですけども、意識したこととか、逆に悩んだこととかはありましたか?」
武田「いえ、あのー。一海自体が凄くわかりやすい熱くて仲間思いの主人公だったので、そのまま貫き通しただけです。そしてやっぱりあの、主演をやらせて頂くうえで、気負いすぎないように、もう完全にプロデューサーの大森さんはじめ、武藤さんの脚本、皆さんに思いっきり、中澤監督にも、みんなに甘えてやらせて頂きました」
篠宮「うーむ。めちゃめちゃ良かったでございます。さあ、続いて高田さん」
高田「はい」
篠宮「あの、コメディ要素のあるドルヲタの話と、シリアスな本編と演じ分けみたいなのはされてらっしゃったんですか?」
高田「そうですね、シリアスなところは、今回はもうずっとずっと信じ続けようっていう思いで演じてましたね。コメディのところは、もうなんせ石動美空はもう、1年以上向き合ってる役なのでもう、家族以上にもうなんか女友達みたいな感覚なので、もうずっと「あ、良かったね。幸せで良かったね」って思いながら演じさせてもらいました」
篠宮「高田さんから見てその、一海のような男性は恋愛対象として」
高田「おおう!」
篠宮「アリでしょうか? ナシでしょうか?」
高田「・・・・・」
(観客笑い)
高田「いや、でも、アリ寄りのナシ!」
武田「ナシなんだ!」
(爆笑)
高田「いや、アリ寄りだから!」
武田「いや、アリ寄りって言われても全然嬉しくないから!」
高田「惜しい! 惜しい!」
武田「惜しい? 何が惜しい!?」
高田「惜しいナシ。いやあの」
武田「どこが?」
高田「ホントに絶対、一途で、女性がプイってしても、追いかけてくれるような素敵な誠実な男性だと思うんです。一海は」
武田「ああ。一海はね」
高田「ただ一方で」
武田「一方で!?」
(笑い)
高田「サプライズとかしてもらうってなった時に、なんかこう、色とりどりの仲間たちに、色々相談すんのかなとか、思っちゃうから。ちょっと一人で決めらんないのかな? とか思えちゃって。そこはまあちょっと、まあアリ寄りの・・・オマケのアリ! オマケのアリ」
武田「オマケのアリってなに!? 別にそんなお情けで言われたくないから」
高田「(笑)」
武田「なんで最後の最後にそんなこと言われなきゃいけないの。書かれるよ今回マスコミの皆さん。そういうの好きなんだから」
高田「あでも、ほら、みーたんはアリでした。高田夏帆は・・・アリ寄りのナシ」
武田「なんでナシなんだ! 結局ナシなんじゃねぇか」
高田「いやいやいや、惜しいから」
篠宮「アリ寄りのナシ」
武田「俺はもうずっと1年以上やってきて、一海はもう自分自身だと思ってやってんのに、それをナシって言われちゃうと俺も否定されてる気分なんだから」
高田「いやいやいや別の話ですよまた」
武田「じゃ俺は?」
(間のあと、観客笑)
高田「いや、アリ寄りのアリ寄りのナシ・・」
武田「結局ナシじゃねえか!?」
(爆笑)
武田「結局ナシじゃねえかよ!?」
高田「あははは」
武田「あーあ」
高田「楽しい。楽しー」
武田「楽しいのあんただけだよ(笑) 楽しいのあんただけだよ」
篠宮「あの冒頭のシーンと最後のシーン、こうなんか、同じようなシーンだったじゃないですか?」
高田「はい」
篠宮「あれはおんなじ日に撮ってるんですか?」
高田「そうなんですよ! あの、最初のシーン撮ってから、一番最後のシーン撮ったんで、続いてましたよね。ビックリしましたよねあれね、流石に!」
武田「え? どういうこと?」
高田「あの、あれですよね?」
篠宮「最初は「付き合ってよ」が“買い物”の付き合ってよで、後半ホントの「付き合ってよ」になるわけじゃないですか」
高田「はい」
篠宮「あれがだから、同じ日に撮ってたっていうことですよね?」
武田「はい」
高田「あ、あ! そうです!」
武田「だからその話だよ!!」
(爆笑)
武田「その話をしてるんだよ」
高田「だから一緒に撮りましたよね」
武田「撮ったねぇ。だからその時の気持ちとかなんなの? みたいな、どういう感じだったみたいな、急展開、断った後に付き合うって話をしたわけでしょ?」
高田「はい」
武田「その時の気持ちは?」
高田「はい、その」
武田「これ通訳かな?」
高田「ホントにこんなシーンは撮ったことがなかったんですよ、今まで。だから凄く楽しかったし、幸せでした。これが本音です」
武田「嘘つけ! 取って付けたように(笑)」
高田「ホント、ホント」
(一同笑)
武田「ナシって、俺も一海もナシになってんだから」
高田「違う違うもう。誤解です」
篠宮「続いて三羽ガラスの皆さん。色とりどりの仲間って言われてましたけど」
(笑)
吉村「いやーホントですよ」
栄信「まあそうですね、はい」
篠宮「どうでしたか、撮影の方は?」
吉村「撮影ですか?」
篠宮「いや、撮影はもう楽しかった・・なんですか? 俺らの時だけ質問ざっくりすぎません?」
(爆笑)
吉村「どうですかー? 撮影みたいな」
篠宮「ざっくりダメですか?」
吉村「答えづらい」
篠宮「まあじゃあちょっとあの、詰めたところを言いますと、芹澤さん」
吉村「あるんすね」
篠宮「ありますあります! あの芹澤さん。俺たちがいないと何もできないんだからみたいな」
芹澤「はい」
篠宮「名シーンと名台詞あるじゃないですか」
芹澤「はい」
篠宮「何回か出てきますけども、使い分け、けっこう難しかったんじゃないですか?」
芹澤「そうですね、うん。意味合いが微妙に違うんで。ちょっとね、あんまり力を入れすぎても熱くなっちゃうし・・・真面目な話で大丈夫ですか?」
(笑)
武田「すげぇ、目おどおどしながら大丈夫かなって。何なら篠宮さんよくあれだから、(台本を見る仕草をして)質問振ったあと、自分の次の進行考えてるから」
篠宮「はははは! 聞いてますよちゃんと」
芹澤「だからちょっと、男のカッコよさみたいなのを、出したいなと思ってやりました」
篠宮「確かに、カッコよかったですよね」
吉村「聞いてました!?」
(爆笑)
篠宮「聞いてます聞いてます! 時間少ないんですよ」
吉村「芹澤さんにもっと興味持って下さい!」
芹澤「そんな一人で「カッコイイと思いました」って」
吉村「で、吉村さんもね「相変わらず嘘下手だなぁ」みたいな」
吉村「そうですね。でも、僕ら三人はちょっと、そのまあ、象徴的な、退場するときのシーンの言葉とかを、また今回あの映画で言わせてもらったりしたんですけど、またちょっとシチュエーションが違ったので、ちょっと言い方とかは三人とも気をつけたりとか、そういうのは工夫しましたね」
篠宮「ううむ。で、栄信さんもね・・」
(出演者笑い出す)
武田「いや『ううむ』って」
篠宮「いや、ホント良かったっす、めちゃめちゃ良かったっす」
(笑)
吉村「ありがとうございます!」
篠宮「もう何回も言います私、大丈夫です。栄信さんもあのね、ベッドシーンとか凄かったですね!」
武田「ベッドシーン! 言い方」
(爆笑)
高田「やだ(笑) 破廉恥(笑)!」
武田「言い方!」
高田「嫌だ(笑)!」
赤楚「(会場に)子どもいますから!」
篠宮「ベッドシーンありましたよ!」
栄信「あれーなんか。僕、ベッドシーンのベッドが、サイズがちっちゃくてですね、僕。(他の)二人はまあ入るんですけど、僕入らなくて、足の先っちょだけ出てたんですよ。そしたらなんかよくわかんないけど、監督が「栄信くん。くるぶしから下だけでお芝居しよっかー」って」
(笑)
栄信「あーっていう、初めての経験をさせて頂きました」
篠宮「それをお聞きして、僕あのシーン見たんですよ」
栄信「はい」
篠宮「確かに演技、しっかりされてるんです」
(爆笑)
栄信「ちょっと恥ずかしいからやめてください(笑)。あーざーます。はい」
篠宮「では、続いて、滝さん! ご結婚おめでとうございます!」
滝「あー!」
(拍手。出演者も口々に「おめでとうございまーす」)
篠宮「あの、撮影の時には、皆さんにはもう言ってらしたんですか?」
滝「撮影のとき言ってた?」
(高田が身振りで否定)
滝「あ、言ってなかったそうです」
(笑)
篠宮「言ってなかったんですか?」
滝「言ってなかったっけ? あ、撮影のときは、まさかあのタイミングで私も、あの、結婚するって思ってなかったんですよ」
篠宮「あ、そうなんですか?」
滝「っていう話になっちゃった!」
(笑いと戸惑い)
武田「えええ!? どういうこと?」
高田「急に結婚するっていうこと?」
滝「なんか“トゥルルルルル”って、なりました」
武田「トゥルルルルル?」
高田「それが知りたいのに」
滝「・・・ってことです!」
武田「いやいやわかんねぇから!」
高田「難しい(笑)」
武田「全然わかんねぇ」
篠宮「そんな中、剣星さんね」
水上「え、ええ」
篠宮「ホテルの、ホテルの回収されましたけど」
水上「ああ、はい。そうでしたねぇ。ええ。はい」
滝「そうでしたね」
(間のあと、笑)
篠宮「ホテルの。朝まで語ってたっていうね」
水上「あれ、旦那さん、なんか言ってた?」
滝「ああ、言ってなかった」
(一同笑)
赤楚「まず、自分の奥さん心配して下さいね(笑)」
水上「そうね。そうね」
(爆笑)
武田「そうだよ!」
高田「間違いない!」
篠宮「ホンマっすよ」
武田「二人そろってデレデレしやがって!」
高田「ねぇ! ホントに!」
滝「すみません(笑)」
水上「いいえ」
篠宮「で、赤楚さんもプロテインの貴公子なんて言われてましたけども、実際鍛えてらっしゃる?」
赤楚「今、鍛えてるんですよー。昨日行ったんですけどジム。82.5(kg)いきました」
武田「ベンチ(プレス)?」
赤楚「はい!」
(男性陣から「おー」の声あがると、観客拍手)
武田「(お客さんは)あんまわかんないから!」
赤楚「まああんま、そうですよね」
武田「でもすごいよね」
赤楚「今度なんか、会ったとき触ってみてください」
(笑)
高田「違うんですよ、なんか今日ね。ちょっと筋肉触ってくれる? って言って、グッて力入れて、私筋肉調査しました」
篠宮「筋肉調査されたんですか? どうでしたか筋肉調査は?」
高田「Aカップは絶対ある!」
(笑。男性陣「じゃあ、夏帆ちゃんよりあるんじゃない」と口々に)
高田「ねえ! やめて!」
篠宮「それでは、ちょっと全員に聞きたいんですけども、今作では仲間との絆が描かれておりますが、キャストの皆さんの間で、自分たち絆あるなーと思われたエピソードの方ありますでしょうか?」
武田「絆エピソードあります?」
赤楚「あ、ありますあります」
武田「じゃ、赤楚くん」
赤楚「やっぱ、今日なんかも久しぶりな訳じゃないですか? あの、前回も久しぶりだった訳なんですけど、やっぱ久しぶりな感じしないっていうのはこれ絆だと思うんですよ」
篠宮「うぅん、もうずっと会ってる感じなんですね」
赤楚「そうなんですよ、なんかやっぱり余所余所しさもなく、ずーっとその昔の空気感でいられるっていうのはホント絆なんじゃないかなって思います。どうですか皆さん」
水上「そう思いまーす」
滝「そう思いまーす」
武田「いやー素晴らしい!」
高田「おもうー」
赤楚「ありがとうございまーっす」
(拍手)
篠宮「監督もやっぱ絆、感じられますか?」
中澤「ですね! あのー、みんなすっごい仲いいんで。あの僕久しぶりに撮ることになったときに、こんなか入っていけんのかなー、みたいな不安を感じてはいたんですけども、いざ始まってみると皆様の絆で非常に暖かく迎えて下さって、ね。武田くんが、素晴らしい気遣いをしてくれて!」
武田「いやでも、一海の登場回を撮って下さったのが監督だったんで、中澤さんで始まり、中澤さん締めれたっていうのは、凄く良かったですし」
中澤「ありがとうございます!」
武田「そういうところで、縁とか絆を感じましたよね」
中澤「そうですね。みんなの絆がでた、いい作品になったのではないかと思います」
篠宮「武田さんはどうですか? 絆」
武田「はい、まあまあ絆ですよね。僕ら、お互いなんかよーく一緒にいるんですけど、それぞれが例えば剣星さんと、栄信が一緒にいたり、僕と貴丈が一緒にいたり、赤楚と俺が一緒にいたりとか、滝さんと夏帆ちゃんがいたりとか、もう知らないとこで自然に縁が繋がってるっていうのは、飲みに行ったりもそうですけど、感じますし、あの全体打ち上げの時に、結局貴丈・赤楚・僕・剣星さん・栄信の5人で朝まで、なんか8時半? 朝何時だっけ帰ったの? 12時くらいでしたっけ?」
剣星「そんなもんでしたね」
武田「朝まで飲んでたときに、よくわかんなくなって僕が栄信がなんかずっとうるさいから、僕が頭引っ叩いたんですよ。そしたら栄信が怒っちゃって。で、怒っちゃったところを・・・」
栄信「その話する(笑)?」
武田「いや、いいでしょうよ。別に。」
栄信「あー、いいよ別に」
武田「そう、怒っちゃったんですよ! 親しき中にも礼儀ありだろみたいな感じで、キレたら、その瞬間に剣星さんがチャンスだと思ったのか、栄信強いんですよ空手の日本チャンピオンレベルで、チャンスだと思ったのかいきなり剣星さんが走ってきてドロップキックしたんですよ」
(爆笑)
高田「ええ!?」
篠宮「今やったら勝てる! て思ったんすね」
剣星「そうです。そうです」
武田「今だったら勝てるって思って。そん時の、僕、剣星さんの“蹴る!”って顔未だに焼き付いてて。そんなことがあっても、あの、まあ、そんなことがあってもって僕が思ってるだけなんですけど、貴丈と赤楚が「いや、一番キレちゃダメっす、ダメっす」って(栄信を)止めてて、そういう時に絆を感じましたよね」
篠宮「どこがや(笑)!」
(爆笑)
栄信「いやいや俺は散々でしたよ。本編では(ローグに)消滅させられて、リアルではドロップキックされて」
(爆笑)
武田「そうだな。ライバルだな」
栄信「ライバルですよ。もういつか、いつか寝首をかいてやろうと」
武田「うははは! やめろ!」
篠宮「バチバチなんすね。三羽ガラスもやっぱ、すごい絆ありますもんね」
吉村「そうですね。いや絆はもちろん深いんですけど、まあ航平くんも入れて4人での絆が深いんですけど、ここ二人(武田&栄信)が同い年で、群抜いて仲が良いんですよ! それをここの二人(芹澤&吉村)が「羨ましいなぁ」って言ってたら、栄信さんが「いいじゃん、ちっちぇえ二人。半ライス二人前で」って」
(爆笑)
吉村「俺らのこと、半ライス二人前って呼ぶんすよ!」
篠宮「二人で一人前」
吉村「急になんかここで、分けようとして」
武田「半ライスすげぇ引きずってんな!」
栄信「すげぇ言うな半ライス」
吉村「いや、自分の体“半ライス”って言われた人の気持ちわかります?」
栄信「それは振りで、俺が「大盛りみたいですね」っていうから、俺のことを」
芹澤「だからかー。俺、半ライス半ライスってずっと呼ばれてて、意味がわかんなくて、今知りました」
(爆笑)
芹澤「俺も入ってんだって、吉村くんにだけ言ってんだと思ったら、俺も入ってんだって。俺は怒る立場だったんだね」
吉村「そうですそうです」
芹澤「あ、やっとわかりました」
武田「車のる時も、こないだ一緒にいて車のる時も、こうやって後ろに乗ってもらうんで「おい、チビ二人乗れ」っつって」
吉村「で、半ライスがこう乗ってくると。恥ずかしい」
篠宮「チャンスあったら、ドロップキックしてみて下さいね」
(笑)
篠宮「高田さんどうですか? 絆、感じますかやっぱり」
高田「そうですね、なんかあの、うーなんかあの、すごい一緒にふざけてくれるっていうか、(舞台挨拶で)裏でマイクあの持って待ってるじゃないですか? あの呼び込まれるまで、そことかでいっつもなんか、マイク、ちょっと聞こえるくらいの、お客さんにお客さんに聞こえるくらいの声で、なんかふざけて声出したりしてるんですよ。それを一緒にやってくれるから、いつも」
武田「ちょいちょいちょいちょい! それ絆か? ただ単にふざけてる奴らと思われるから!」
赤楚「暴露だよ」
武田「暴露だよ!」
赤楚「やめてくれよ」
武田「でもそれやってたの赤楚でしょ、今日」
高田「うん。今日エケちゃん(赤楚のこと)はすごい」
赤楚「聞こえてませんでしたよね?」
武田「聞こえてませんよ」
赤楚「聞こえてません」
高田「聞こえてないんだ、あれ」
赤楚「そりゃ聞こえてたら悪いことじゃないですか」
高田「そっか」
赤楚「見えないとこで悪さするのが・・・こら!」
(笑)
赤楚「すいませんでした!」
高田「すいませんでした!」
篠宮「赤楚さんどうですか? 結構絆、強いと思うんですけど」
赤楚「え・・・(笑)。俺一番最初に言ったんですけど」
(笑)
武田「回ってきちゃったね」
篠宮「赤楚さん言いましたね」
高田「なんて言ったっけ、でも、忘れちゃった!」
赤楚「いやだから、久しぶりに会った時に、久しぶり感ないのが絆だなーと思ったっつって」
高田「あー! あ、あー!」
赤楚「いやホントに」
篠宮「2回聞きたい、2回聞きたい」
赤楚「ホントに、どのペアでいても、全然違和感もなく、気まずさもないから、それはやっぱ絆だなって思いますホントに」
篠宮「仲いいっすもんね、ホントにビルド陣は。滝さんいかがですか?」
滝「ええ。これは絆かどうかはわかんないですけど、でもなんか、すごい日々の蓄積っていうか、一緒に過ごしてきた時間があるから、なんかそれこそ、今赤楚くんが言ってくれたみたいに、どのペア・・・“赤楚くん”って普段呼ばないよね。“エケソ”って普段呼んでるんですけど、どのペアでいても成り立つっていうか、うん。でたまに、凄く頻繁に男子メンバーと連絡を取ってるわけじゃないから、たまに連絡が来ると、同じ日に誰かからも来る。3人くらいからパパパッってくるから、なんか、怖い」
(笑)
武田「それ、あれじゃねぇの。こっち(男子)で飲んでて、滝さんに連絡しようぜって」
滝「怖い(笑)」
高田「いいなー、アタシ全然来ない! 嫉妬しちゃう」
武田「やめろやめろ揉めんな、女性陣二人で揉めんな」
滝「ガー」
高田「ウウー」
篠宮「“エケソ”さんって呼んでるんですか? 赤楚さんのこと」
滝「え、なんで“エケソ”になったんだっけ?」
赤楚「多分、衛二赤楚の“エ”、“ケソ”」
高田「あっちゃん(貴丈)が決めたよね?」
篠宮「いや、“ケ”がわかんない“ケソ”」
栄信「いま、堂々としてたけど、全然わかんなかったよ」
滝「“ケソ”ってどっから来たんだろ?」
篠宮「じゃあエケソさん絆の方はいかがですか?」
(笑)
篠宮「赤楚さんには聞いたけど、エケソさんには聞いてない」
高田「3回・・(笑)」
赤楚「ど、どのペアでも」
(笑)
高田「聞いた聞いたよ・・」
赤楚「違和感ないっていうか、それこそやっぱ滝さんとかに連絡とか送っちゃうときにほかの人も送ってるみたいで、そういう時に絆感じますね(笑)」
高田「いいなー」
篠宮「それでは、これよりマスコミの皆さんによるフォトセッションの時間にさせて頂きたいと思います」
(フォトセッション開始)
※マスコミ向けのあとは、SNSへアップOKの観客撮影タイムが取られた。
(フォトセッション終了)
篠宮「さあ、もう間もなくですね、お時間の方終了となってしまいますが、え~最後にですね、皆さんを代表して、武田さんよりメッセージの方を頂いて、舞台挨拶を終了させて頂きたいと思います。武田さんお願いします」
武田「えー。ホントにホントに、まずはホントに、ありがとうございますという気持ちでいっぱいです。この映画は最初は栄信と二人で、やりたいと大森プロデューサーと直談判したことから始まりました。そしてまさかこんな形になるとは、今でも夢のような気持ちです。まだまだ、終わりたくないなという気持ちもありながらも、やはりこの映画で、平成ライダーが終わるんだなという気持ちで寂しい気持ちですが、やりきった気持ちがあります。ただですね、これを最後完成させるには、皆さんに観て頂いて語り継いでもらうことが必要なので、公開しましたけども、最後までよろしくお願いします。いつもマスコミの皆さんもありがとうございます。いつも、いい記事書いていただいて皆さんが広げて下さるんで、僕らはこうやってわちゃわちゃすることができます。ホントに感謝しかありません。平成仮面ライダーが、えぇ平成仮面ライダーの最後の映画になるんですかね、これが。まあ僕に、僕らしいなあと思いつつ、寂しい気持ちと感謝の気持ちを持って、また今日一日地方まで回って、皆さんとの縁を繋いでいきたいと思います。皆さん本当にありがとうございました」
(監督キャスト陣、礼。拍手)
篠宮「ありがとうございます! 以上で舞台挨拶を終了致します。監督・キャストの皆さんを拍手でお送りくださーい!」
(音楽、退場)
タカユ機01
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