みなさま、ごきげんよう。Haruna.です。
先週より世間の状況が逼迫しつつあることを肌で感じる昨今。お家にいる時間が増える今、少しでも楽しみを見つけて楽しく乗り切っていきましょう!
早速『GARO-VERSUS ROAD-』第2話について書いていきます。
第2話のサブタイトルは『SAVE』
これ、「誰かを守る」という意味ではなく、一定のところまで進んだから「一旦セーブデータを残す」という意味じゃないかなと思うんですよね。
【これまでで見えた事】
この部分は毎週加筆して更新していく予定です。
①『GARO-VERSUS ROAD-』というゲームの世界であること
・黄金の鎧を召喚できる最強の称号「ガロ」を目指し、全てを倒し、最後の一人になるまで戦う。
段階を追って人数が選別される模様。現段階での参加資格は不明。
・集められたプレイヤーは「騎士」と呼称される。
・「ガロ」の称号と黄金の鎧を手に入れた者はどんな望みも叶えられる。
・黄金の鎧は、ゲーム上の装備品的なヴィジュアルで機械的な印象。
②ゲーム空間での能力値は自分次第
・なりたい自分になれる。元ある個人の能力値も高める。
・ゲームではあるが痛覚はある。倒す(=死?)ことでゲームから除外される模様。→「ログアウト」と表現されていた。
③ホラー
・マカイ(便宜上カタカナで表記する。)の住人で、騎士を襲っていく。騎士のライフを吸っているようにも見える。この「マカイ」がおなじみの「魔戒」と符合するかは、2話以降字幕を付けて鑑賞して検討。
・今までのホラーに比べてこちらも鎧と同じく機械的。
④現実世界では
・「ある日突然VRグラスが届けられるゲームがある」という半ば都市伝説的な噂が存在している。ゲームスタートまでに話題を出したのは星合のみ。なお、VRグラスも星合が先に届けられている。
・天羽と奏風が打ち倒したヤクザはゲームが一旦終わり現実に戻っても静かなまま。真っ先に乗り込んできそうなのになぜ?
⑤ゲームの監視者
・第1話に現れたのは、騎士の前に現れた案内人・朱伽。そして現実世界とVR世界を行き来している赤髪の女。おそらく騎士を選出しているのは赤髪の女。
・現実世界とVR空間を行き来して、「闘争心」を見出した者にグラスを届けている?
⑥陰我
・監視者の目の前にある複数のモニター。生き残りの戦いの最中、騎士たちから立ち上る黒いオーラが「陰我」と表現されている。
・黒いオーラは黄金の鎧へ吸収され、監視者たちは陰我が満ちる時を待っている。
⑦黄金の鎧の輝き
1回戦の終了と共に放たれたホラーを消滅させた黄金の輝き。かつての黄金騎士にも似ているが真相が気になる。
やっぱり『牙狼』でホラーが干渉していない生身の人間同士が潰しあうのを見るのはなかなか慣れなくて、まだ辛いですね。ゲームで消えた人間はどうなるのか、この空間は何なのか。わからない状況下に放り込まれて、生き残るために出てくる人間の醜さが画面いっぱいに広がっていてさらに辛い。ただ、ここに「陰我」に繋がるヒントがありそうです。
第2話で各プレイヤーから黒いオーラが立ち上った瞬間は「人の醜さを目の当たりにして怒りを感じた時」「目の前の人物と戦っている時」と、ただ欲望のまま、という簡単なものではなさそうですよね。
そして今回もなかなか見ごたえのあるアクションシーンが続きました。天羽に見られる総合格闘技的な立ち回り、奏風のストリートファイトスタイル、日向のトリッキングとまさに百花繚乱。スタンドインやワイヤーは使用していないらしく、演技にプラスアルファされる役者ひとりひとりの努力が伺えます。
【天羽・奏風の2人強すぎない?】
マジで笑っちゃうぐらい強かったですね。半分に減らすステージでは武器を見つける以外はステゴロで生き残りをかけていたわけですけど、この2人はすごかった。ヤクザの用心棒と半グレのリーダーで、昔からの腐れ縁。仲は良くなさそうなのに戦闘の息がぴったりなのは過去に何か理由がありそうです。
こういう関係性は古今東西老若男女全てのオタクが好きなやつじゃないですか? 私は大好きです。
バーテンダーとして店を構える、半グレをまとめ上げる。それまでに何があったのか。続話に期待したい2人。
ところで。「助けを呼ばれたから助ける。」という天羽を指して奏風の「お前ヒーローかよ」という言葉がありましたが、助けに応じて拳を振るうそれがヒーローだったらちょっと歪んでるな…と思いました。
【現実とVR】
50人まで絞られ、現実へ戻った生存プレイヤーたち。ゲーム中にも拘わらず痛覚があること、ゲームの中であっても人を殺した感覚が残っていること、他のプレイヤーを現実でも目の当たりにすること。
現時点では微かな違和感が現実とVRで混ざり合って境目がなくなっていきそうな予感がします。また、ゲームに向かう感情もそれぞれ違った方向性が見えてきそうですよね。
空遠は、半ば巻き込まれた形でどのように向き合うべきなのかまだ見えていない様子。
天羽は、「暴れる理由」を見つけて楽しもうとさえする様子を感じられる。
この2人と南雲、香月を加えた4人がより合わされて『GARO-VERSUS ROAD-』の物語の太い糸になっていくのではないかな?その周りに絡まるのが星合、奏風、日向といったプレイヤー。
色んな味が合わさって作品が彩られる。これは絶対的メインとなる人物がいない物語の良さではないでしょうか。
あと、第1話ラストで暴れていた3人組は天羽・奏風に関係があるヤクザでした。説明なく暴れ始めたからついていけませんでしたがこれで納得。よく見たらゲームスタートの混乱時に他人を盾にしたり蹴飛ばしたりとなかなかあくどかった。
【Haruna.の私的予想】
第1話の時点では、「勝ち残った者の望みをなんでも叶える」要素から、黄金の鎧と「ガロ」の称号は一種の願望器・聖杯のようなものなのではないか? と考えていました。
何だろう…『魔法少女まどか☆マギカ』と『Fate/Zero』の世界観を男だけでやってみたような、と表現すると捉えやすいでしょうか? 欲望や願望のために争う者がいれば、理不尽への怒りを爆発させる者もいる。その動機は人それぞれ。
しかし、第2話のラストは驚くべきものでした。『「陰我」で牙狼を満たす』それがこのゲームの目的であると。陰我を断つ守りし者の物語ではなさそうなのは見えていましたが、牙狼を陰我で満たすって何…? 第2話にして今までの牙狼感が次々に崩される作品です。
ホラーと陰我には強い関係性があることから、黄金の鎧はホラーの外殻で、陰我で満たし、最後の一人はその依り代となる…と予想します。そして今後、現実とVRの境目がプレイヤー自身からどんどんと薄らいでゆき、現実も陰我に溢れるのかなと。その世界に「守りし者」は現れるのだろうか。
第2話が終わった時点で、気になることが多すぎる『GARO-VERSUS ROAD-』
特に南雲の動向が気になっています。誰かに何かを報告するような一人語り口調。誰に? またなぜそんなことを? 第3話は南雲と香月のビギニングが語られるようなので楽しみです。
今週もあなたのご感想をお待ちしております。
それではまた次週。
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