みなさま、ごきげんよう。Haruna.です。
昨今気持ちの落ち着かない情勢が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
沈む気持ちのほんの少しの清涼剤となればと願いながら、ついに始まった『GARO-VERSUS ROAD-』第1話について書いていきたく思います。
2月に第一報が出た頃にも記事を上げましたが、その時より『牙狼<GARO>』を冠する作品としてはあまりにもクエスチョンが多かった本作。
15年分見てきた『牙狼』の感じ方を一度リセットする必要があるのかもしれないとすら感じましたが、みなさんは第一報を見た時、いかがだったでしょうか?
まずは、純粋に1話を見て理解できたことを箇条書きにまとめて見てみます。
私はMX放送圏外在住なので最速はBS日テレ。MX民のつぶやきをうらやましがりながら毎週木曜深夜を楽しみに待とうと思います。あと、仮眠から目覚めることとの戦いの幕開けです。(初回には4分遅刻した)
1.第1話で見えた事
①『GARO-VERSUS ROAD-』というゲームの世界であること
・黄金の鎧を召喚できる最強の称号「ガロ」を目指し、全てを倒し、最後の一人になるまで戦う。段階を追って人数が選別される模様。現段階での参加資格は不明。
・集められたプレイヤーは「騎士」と呼称される。
・「ガロ」の称号と黄金の鎧を手に入れた者はどんな望みも叶えられる。
・黄金の鎧は、ゲーム上の装備品的なヴィジュアルで機械的な印象。
②ゲーム空間での能力値は自分次第
・なりたい自分になれる。
・ゲームではあるが痛覚はある。倒す(=死?)ことでゲームから除外される模様。
③ホラー
・マカイ(便宜上カタカナで表記する。)の住人で、騎士を襲っていく。騎士のライフを吸っているようにも見える。この「マカイ」がおなじみの「魔戒」と符合するかは、2話以降字幕を付けて鑑賞して検討。
・今までのホラーに比べてこちらも鎧と同じく機械的。
④現実世界では
「ある日突然VRグラスが届けられるゲームがある」という半ば都市伝説的な噂が存在している。ゲームスタートまでに話題を出したのは星合のみ。なお、VRグラスも星合が先に届けられている。
⑤ゲームの監視者
第1話に現れたのは、騎士の前に現れた案内人・朱伽。そして現実世界とVR世界を行き来している赤髪の女。おそらく騎士を選出しているのは赤髪の女。
この時世で、密室空間に大人数が放り込まれ、異分子が原因で集団パニックが起こる…この画は深い時間の放送作品とはいえ、いつも以上にショッキングに映ったように感じました。
「最後の一人になるまで戦う」という事が最重要で、放たれているホラーは現段階ではオマケに過ぎない当たりが憎いところ。最重要ポイントの特性を見抜き、武器を取り殺戮を始めるプレイヤーが現れるこれまたショッキングなラストで幕を下ろした1話。
さらに、各媒体で出演者たちが「アクション」に相当力を入れていたと語っているが、その様子は1話から色濃く見て取れた。細かく手数の多いジークンドーの要素と一撃の重みを感じるボクシングの要素。VR世界でのアイスピックを使いながら細かく打ち合う場面は香港アクション映画のようでした。
また、次回予告ではプロレスで見られるような投げ技や関節技も見られることから、プレイヤーごとにファイトスタイルが異なる様子が伺える。では、あの非戦闘キャラっぽい子のスタイルは?などと次回以降の期待が膨らみます。
2.強烈な違和感を覚えた視聴直後
私は何を見ていたのか。
本当に牙狼シリーズの第1話を見ていたのだろうか。
あれは『牙狼』なのか?
視聴後にはあまりに強烈な違和感が残り、その後よく眠れないまま気づいたら朝だった。
冒頭に「15年分見てきた『牙狼』の感じ方を一度リセット」と書いたが、そうしないとついていけないかもしれない…が、1話のみを視聴した直後の正直な感想。
1人の騎士に1つの固有の鎧と称号を持ち、それは血と共に「継承」されていく。ストーリーが流れていたこれまでの『牙狼』とは大きく異なる点。この世界に存在する鎧は、現時点で誰のものでもない。オープニング映像では、複数の登場人物に鎧がオーバーラップするカットが特に象徴的だと思った。
また、『牙狼』というシリーズの中で、ホラー化していない人間が同じ人間を襲い、殺し合うという映像は、個人的にとてもショッキングに映った。というのも、私個人の牙狼観として「闇を生き、人知れず世を守る人達の想いの物語」というのがある。大きな悲しみの果てに人を殺してしまった神牙とアミリもいるが、生き残りをかけて人間が戦う相手は、ホラーと人間。この構図はなかなか…『牙狼』として見るのは慣れない分今は少し苦しい。
3.少し時間が経ってから
今回の登場人物はゲーム上、「騎士」と呼称されているだけで、何の使命も帯びていない生身の人間。「守りし者」として使命を帯びて戦う今までの魔戒騎士とは全く性質が異なる。
何でもできる空間から抜けられるかどうかわからない。これは今までの騎士の物語ではなく、誰が真に騎士となるのかを見届ける、ゼロ未満の物語なのではないか、そう考えることで少し落ち着いた。
また、冴島鋼牙、冴島雷牙、道外流牙といった「絶対的メイン」になるキャラクターを軸に物語が展開されるというフォーマットではなく、複数人の背景や想いをより合わせて太い糸を紡いでいくものなのかもしれないと感じた。
『牙狼<GARO>』を冠する作品として新しい息吹を感じる本作が、既存ファンの目にはどのように映ったか。また、本作を入口にシリーズに触れたファンにはどう映ったのか。その両方が気になる『GARO-VERSUS ROAD-』
今後毎週、放送終了後に記事にしていきたいと思います。もしよろしければ、あなたのご感想を特撮ネットワーク公式ツイッターの本記事ツイートへリプライしていただければ幸いです。
それでは、また次週。
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