みなさま、ごきげんよう。Haruna.です。
仮眠から目覚めたら25時30分でした。30分遅れでお届けする第7話レビューです。
前回までの記事はこちら
【これまでで見えた事】
放送済エピソードにつき、見えた事を加筆・修正しています。
今回、「ゲームではないのでは?」という仮説が出たことにより、ゲームの記載は削除。
①『GARO-VERSUS ROAD-』という世界
・黄金の鎧を召喚できる最強の称号「ガロ」を目指し、最後の一人になるまで戦う。
・「ガロ」の称号と黄金の鎧を手に入れた者はどんな望みも叶えられる。
・段階を追って人数が選別される。
・「陰我」を生み出すために人が集められている。
・集められたプレイヤーは「騎士」「勇者」「戦士」と様々に呼称される。
・監視者の男・葉霧の、「今度の彼ら」「これまでの奴らと比べ物にならない」などの発言や特定失踪者記事や伝承記事の写りこみから、陰我を集めるため相当時間、複数回続けられていた。→古文書や伝承からほぼ確定。
・意識のみが転送される。
・痛覚はある。
・倒されるまたはログアウトにより除外され、消滅する。
②ホラー
・マカイ(魔戒と符合するかは現在も語られず)の住人で、プレイヤーを襲う。
・今までのホラーに比べて機械的。
・自在に能力値を上げられるため、打ち勝つことは実質不可能。
③都市伝説としての『GARO-VERSUS ROAD-』
・「ある日突然VRグラスが届けられる」「恩恵が舞い込んでくる」という半ば都市伝説的な噂が浸透している。
④陰我
・プレイヤーたちから立ち上る黒いオーラが「陰我」と表現されている。
・黒いオーラは黄金の鎧へ吸収され、監視者たちは陰我が満ちる時を待っている。
⑤黄金の鎧の輝き
・1回戦の終了と共に放たれたホラーを消滅させた黄金の輝き。かつての黄金騎士にも似ているが…?
南雲がこれまでの独自調査や、自分のプラットフォームに寄せられたコメントを元に「『GARO-VERSUS ROAD-』はゲームではなく魔界」という仮説を展開します。本当の目的解明のために手を組もうと提案しますが、天羽・奏風に一蹴されます。作中きっての武闘派の2人が提案を一蹴するに至る理由が「自分の明日は自分で決める」「バッドエンドかどうかは勝ってから確かめる」と、実に2人らしくてよかったですよね。
南雲の望みが「チャンネル登録者数の増加」だったとさらりと明らかにされて拍子抜けした感がありました。日向が明確に「殺したい」と告げるなど、先週(6.5話)の和やかさが欠片もない物騒な展開です。
そんな中、ついに自分のブランドを立ち上げ、望みを実現させた香月。ですが、真の望みはそこではなかったようで…。彼が「どんな汚い手を使っても生き抜く」と表現するほどの生への執着と、香月貴音未満の人生にどのような陰我、因果関係があるのでしょう?
そしてアクション。4回戦の舞台は、我々特撮好きが親の顔より見た廃工場です。リアルファイトの色を濃くつけられている本作についにワイヤーが投入されましたね!! リアルファイト故に平面のアクションが多かった本作ですが、縦の動きが加わったことで非現実感がプラスされた画に仕上がっていて見ているだけでワクワクしました。でも、これまで自力で縦横無尽に立体的なアクションをしていた日向にその要素が加えられると、もう人間じゃなくなって見えますよね。
思い出のチャームは「聖剣DXカリバー」という作品中では有名なグッズみたいです。後々これが魔戒剣に化けたら怖いなあと思いますね。
【人物の絡み合い・改】
第3話レビューのものを更新させました。手書き感に溢れていてすみません。香月以外の5人が天羽のバー・Meteorに集まりました。転送元も生活圏内が似通っているのは面白い。
南雲が受け取った不思議なコメント、独自調査の結果によった仮説を語り、視聴者側に浮かび続けていたハテナを作品内に提示して紐解く糸口を展開していました。が、ここで私が押し出したいのは「空遠・星合」と「天羽・奏風」。それぞれの友に対するスタンスの違いが明確に表されていて、多くを語らずとも背景が浮かんでくる妙を感じた気がします。
空遠は、3回戦で星合を亡くしどうやら友を消滅させてしまった自責の念に圧し潰されかかっているようでした。「助けて」と呼ぶ友の声、自分は忘れていた思い出。それらが次々と呼び起こされている様子には胸が締め付けられます。友を失ったからこそ、このまま戦い続ければ殺しあうことになるかもしれない天羽と奏風を見ていられない。しかし、そんな空遠に天羽は、「友の最後の頼みを聞かなかったお前が友情を口にするな」と拳を見舞います。
天羽と奏風。こちらの2人も昔馴染み。彼らの場合は、第3話レビューに「天羽と奏風については欲望や渇望がそれぞれ自己に向かっているのが印象的。最後に打ち負かすのは自分だと互いに感じているのではないでしょうか。」と書いたように、拳で心を通わせる武闘派。昭和のジャンプ漫画みたいですね。転送先世界で繰り広げられる「生きるか死ぬかの本物の喧嘩」で語り合うことを「楽しみ」にしています。イカれてんな。
各ステージで競い合いながら、時に背を預けながら戦う2人。好敵手と書いて「ライバル」そして「とも」と読むにふさわしい関係性です。
友だから殺せなかった空遠
友なのになぜ願いを聞き届けなかったと憤る天羽
きっと天羽は、友である奏風のために介錯をするでしょう。どちらが善という事ではなく、『GARO-VERSUS ROAD-』がもがき苦しみながらも前に進む若者の群像劇という側面に彩られたいい場面です。その後も「腑抜けたままでいるな、友の死を無駄にするな、生かされた意味を考えろ」と空遠を叱咤する天羽。一匹狼とされていますが、意外と情に厚くいいお兄さんなのでは?と思いました。
【朱伽のステージ説明】
彼女が纏う赤いドレスが変わっていて素敵でしたね。
■1回戦 100人→50人 ルール:生き残るために勝つこと 生き残り=勝利
・黄金の鎧を召喚する騎士「ガロ」の称号を目指して戦え。得られるのはただ1人。
・ただのゲームと思っているならそれでいいけど、興奮のない退屈な世界をどうして生きる?
・勝ち続ける者には望む力が何でも手に入る。
・ルールは自分次第。ここではヒーローにも、キングにも、なりたい自分になれる。
・そしてこの世界はヒーローの誕生を待っている。
■2回戦 44人→18人 ルール:2時間以内にゲートを開き脱出すること 脱出=勝利
・一度ログアウトしたらこの世界(現実)への復帰は永遠に叶わない。=死
・強く望めば想像通りの「アイテム」を生み出すことが出来る。
・手を取り合うのか、自らの手で活路を切り拓くのか。
・ゲームの楽しみ方は自由
■3回戦 18人→8人 ルール:サドンデスマッチ 最後の8人に残ること=勝利
・首輪を外そうとした者は死ぬ
・後ろのボタンを押されると首輪が爆発して死ぬ。
・最後の8人になるまで戦え
・フィールドを出た瞬間ホラーが飛び掛かってくる。
■4回戦 8人→4人 ルール:4人になるまで戦う 生き残り=勝利
・武器使用可(3回戦にこの説明ありました?カットされたのでしょうか?)
・特別ルール「魔剣」。強大な力を得られるが≪99.9秒≫以内に敵を倒せなければ魔剣に支配され、剣の傀儡となる。
・99.9秒の制限時間を破った場合、人間でもホラーでもない「アンデッド」に姿を変えられる。魔剣により倒すことが可能。
怒涛の牙狼用語の洪水にパニック起こしそうになりましたね。現時点では改変されているポイントもありますが、『牙狼〈GARO〉』の片鱗を見られてホッとした瞬間でもあります。
「目覚めの時は近い」という事から、黄金の鎧に陰我が満ちる時が近いという事。最後の1人になったその時、黄金の輝きは希望の光になることが出来るのか、満ちた暗い陰我に塗りつぶされるのか。
「黄金騎士」という単語が出る世界なら、南雲の元に届いたコメントにはなぜ「ガロ」ではなく「牙狼」と表記されていたのか。
また、個人的な感覚になるのですが、第9話のエピソードが先に公開されていることから、今の展開がそこからどのように影響を及ぼしているのか、第10話以降どのように繋がっていくのかと常にチラついてしまうのが少々心苦しいところです。
今週もあなたのご感想をお待ちしております。
それではまた次週。
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